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TSUTAYAが提供する格安SIMサービスであるTONEモバイル。各MVNOがより多機能かつ大容量化していく中、ファミリー向けのシンプルで分かりやすいプランやサービスを提供していることが大きな特徴です。

通常のMVNOと違いかなり割り切った仕様になっているため比較対象になることは多くないとは思いますが、ファミリー向けとして考えた場合ここしかないと言えるほど斬新なサービスを提供しています。主にお子様やシニア世代に持たせるスマートフォンとして考えると良さが見えてきます。

目次

TONEモバイルの特長とおすすめポイント

プランも端末も1種類で迷うことがない

TONEモバイルはとにかく分かりやすさに力を入れているようで、なんとプランと端末が1種類しかなくあとは全てオプション扱いになっています。これならスマホに不慣れで何を選べばいいのか分からないという方でも迷うことはないはず。

あとは必要に応じて、現在使っている電話番号を引き継ぎたいのであれば「090音声オプション」を、高速通信が使いたいのであれば「高速チケットオプション」を、電話のかけ放題を使いたいのであれば「IP電話かけ放題オプション」を、というようにオプションを追加していくだけなのです。

ある程度スマートフォンを使いこなしている世代にとっては様々なプランや機種を選べるというほうがメリットに感じると思いますが、シニア世代やお子様にはとってはむしろ複雑で分かりにくいイメージを抱かせてしまっているようです。そのデメリットを解消した形になりますね。

シンプルさを武器にしているMVNOは他にもありますが、TONEモバイルほどシンプルで分かりやすいプランを提供しているMVNOはないと思います。シニア世代やお子様に持たせる初めてのスマートフォンとして選ぶのであればTONEモバイルは最適の選択だと言えるでしょう。

お子様に持たせるなら必須のオプション「TONEファミリー」

TONEモバイルのメリットは分かりやすさだけではなく、ファミリー向けの機能も非常に充実しています。TONEの見守り機能「TONEファミリー」はお子様やシニアにスマートフォンを持たせる場合に非常におすすめのオプションとなっています。

例えばお子様の居場所を確認することができたり、有料アプリや有害サイトへアクセスの制限、スマートフォンの設定などが遠隔で可能になります。このオプションは月額200円となっていますが、保護者がTONEモバイルを利用している場合無料で利用できるのも嬉しいところですね。

そんな便利なオプションサービス「TONEファミリー」ですが、できることが非常に多いため簡単に主要な機能を紹介します。

あんしんインターネット

これはいわゆるウェブサイト閲覧のフィルタリング機能ですね。小学生・中学生・高校生のモードが用意されているので、お子様の年齢に応じて選ぶだけという簡単設定です。またアクセス禁止ページにアクセスしようとした回数やジャンルなども分かるようになっています。

居場所確認

これはGPSによる現在地確認機能で、スマートフォンが主流になった現代ならではの機能と言えるでしょう。逐一居場所をチェックするのではなく事前に登録しておいた場所に到着したときに通知を送る機能もありますので、非常にお手軽でいいと思います。

アプリのインストール制限

これはその名の通りですが、アプリのインストールや課金の管理などができます。なんでもかんでもインストール制限するのではなく、お子様が「アプリのインストールをリクエスト」した場合に通知が来るようになっていて、それを親御さんが許可してはじめてアプリを利用できるようになるという機能です。

利用時間制限

これは一昔前まであった「ゲームは一日○時間まで」という風習をスマートフォンに持ち込んだような機能ですね。スマートフォンは部屋に持ち込んでしまえば隠れて使っていても分からないものですから、それを遠隔で管理できるようになるのです。30分単位で細かく設定できるだけでなく、アプリを使った時間まで分かるようになっています。

高速チケットオプションが格安

TONEモバイルは基本プランがデータ無制限なのですが、公式ウェブサイトによると通信速度は「500kbps - 600kbps程度」とのことです。非常に評価の高いUQmobileのデータ無制限プランも500kbps制限のため普段使いには全く問題はないのですが、それでも高速データ通信を使いたい場合だってありますよね。

一般的なMVNOでいうチャージ機能のことをTONEモバイルでは「高速チケットオプション」と呼ばれています。このオプション料金が驚くほど格安に設定されていてなんと1GBあたり300円で購入できてしまうのです。

参考までに他社のチャージ料金と比較すると

OCNモバイルONE
500円/500M(1GB換算で1,000円)

IIJmio
200円/100MB(1GB換算で2,000円)

mineo
150円/100MB(1GB換算で1,500円)

楽天モバイル
300円/100MB(1GB換算で3,000円)

このように大差をつけてTONEモバイルの方が格安になっています。特に楽天モバイルと比べると1/10の料金で済むのですから非常にお得ですね。おそらく主要MVNOの中ではダントツで一位の安さなのではないでしょうか。

サポートが手厚く初心者・シニアでも安心

TONEモバイルは主に初心者やお子様、シニア世代向けに分かりやすいサービスを提供しています。そのため他のMVNOとは違い公式ウェブサイトもシンプルで分かりやすく、スマホ初心者向けに作られていることが分かります。

格安SIMサービスは大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)と比べてまだまだ少数派のため、どちらかというとスマートフォンの扱いや用語に詳しい中~上級者向けといったイメージがありますが、TONEモバイルの場合は「初心者・シニアでも大歓迎」といったイメージを全面に押し出しているため、誰でも気兼ねなくサポートを受けることができると思います。

またTONEモバイルで提供されている端末は1種類だけというメリットを活かし他社MVNOでありがちな「端末によって操作方法や表示される項目が異なる」ということがありませんし、遠隔リモートサポート(端末の設定を代わりにしてもらう)も受けられます。

いくら設定方法が分からないとはいえプライベートな情報も入っているスマートフォンを他人に触ってもらいたくはないですよね。その点遠隔リモートサポートなら端末を渡すことなく設定をしてもらえるので初心者やシニアの方でも安心ですね。

TONEモバイルの注意点

TONEモバイルではSIM単体での契約ができない

最近ではほとんどのMVNOが格安スマホと格安SIMのセット販売をしていますが、通常はSIM単体の契約もできますよね。ところがTONEモバイルはSIM単体での契約は不可で、必ずスマホとセット購入・契約する必要があります。

何故!?と思うかもしれませんが、これはTONEモバイルがサポートに重きを置いているからではないかと思います。現在TONEモバイルで購入できる唯一の端末「TONE m15」はミドルスペックでシンプルな仕様。自社開発で余計なものが入っていないからこそ初心者やシニアにも分かりやすく使いやすい、それでいて遠隔リモートサポートにも対応しているから購入後も安心。TONEモバイルのサービスは独特すぎるため汎用端末では対応させきれないという点もあったのでしょう。

シンプルで分かりやすいというのは初心者やシニアにはメリットですが、中級者以上にはデメリットにもなり得る点が注意ですね。例えばTONEモバイルにiPhoneやお気に入りのAndroid機を使いたいと思っている場合でもスマホとのセット契約が必須になってしまうため、端末が1台無駄になってしまうわけです。

Wi-Fi専用機や予備機として有効利用する目的があればそれも良いかと思いますが、そうでない場合は素直に他のMVNOを選んだほうがいいかもしれませんね。

動画再生やアプリのダウンロード時は速度制限されることがある

どれだけの容量を超過したら制限という明確な数値は書かれていないのですが、動画再生(YouTube等)やアプリケーションのダウンロード時には速度制限されることがあるようです。

もちろん家庭のWi-Fiを使う場合にはこれは関係ありませんので、屋外で動画再生やアプリのダウンロードをしなければいいだけなのですがスマートフォンに不慣れなお子様やシニア世代に持たせる場合には一度注意しておくことが必要かもしれませんね。

またTONEモバイルの高速チケットオプションは1GBあたり300円と非常に料金が安く設定されているため、屋外で動画再生やアプリのダウンロードをしたい場合はそれを購入するのも一つの手ですね。

高速チケットオプションは一ヶ月につき10回まで

TONEモバイルのチャージ機能にあたる「高速チケットオプション」ですが、公式サイトによると「31日ごとに10回(10GB)までチャージすることが可能」とのこと。つまり一ヶ月で10GB以上の高速データ通信を使いたい場合はそもそもTONEモバイルを選ぶべきではないということになります。

通常で500kbps~600kbps程度の通信速度が出ているとのことなのでそこまで高速データ通信を必要とする場面は多くないのかもしれませんが、一時的に大量に動画を見たりアプリをダウンロードすることがあるのだとすれば気を付けておいたほうがいいのかもしれません。

TONEモバイルの通信速度や使いやすさ

TONEモバイルはプランが1種類しかなく、通信速度は「500Kbps~600Kbps」となっています。一般的なMVNOの高速データ通信と比較すると遅めですが、外でSNSのチェックや簡単なゲームなどをするには問題ない程度だと思います。

またTONEモバイルでは「ONE」という専用アプリが用意されていて、撮影した写真や音楽、各種ファイルなどを一つのアプリ上で管理することができます。スマートフォンの扱いに不慣れなお子様やシニア世代の方には特に便利に使うことができるのではないでしょうか。

TONEモバイルの対応端末や契約する方法

TONEモバイルで使える端末

2017年6月現在、TONEモバイルの対応端末は「TONE m15」の一種類だけとなっています。TONEモバイルではスマホとのセット購入のみとなっているため、わざわざ他の端末を持ってきて使おうと思う人もそう多くないはず。

TONEモバイルはドコモ系のMVNOのため、おそらくドコモ端末やSIMフリー端末は利用可能だと思いますが、上記の理由から公式ウェブサイトには「動作確認端末」の項目すらありません。セット購入で手に入る「TONE m15」を使うのが無難でしょう。

TONEモバイルの契約方法

TONEモバイルはお近くにTONE取り扱いのTSUTAYAがあればそこでも契約できますが、まだ全国にそう多くはないようです。そのためウェブサイトから契約するのがもっともお手軽でおすすめです。

基本的にクレジットカードとメールアドレスさえあればいつでも契約可能で、一般的にはデータのアップロードが必要な本人確認書類も商品受け取りの際に掲示すればいいだけと非常に簡単なシステムになっています。

また現在ですと「基本プラン月額1年無料」もしくは「端末代金10,000円割引」などお得なキャンペーンも受けられますので、特に理由がない限りはTONEモバイル公式ウェブサイトから申し込みをするのがおすすめですね。

TONEモバイルをおすすめする人とおすすめしない人

主にファミリー向け用途で、お子様・シニア世代へ持たせるスマートフォンとして唯一無二の存在感を放つTONEモバイルですが、おすすめできる人としては以下の通りです。

スマホデビューまたはガラケーからスマホへ移行の方

TONEモバイルはスマホとSIMのセット購入のため、まだスマートフォンをお持ちでない方だと特にお得に利用することができるでしょう。シニア世代で、そろそろガラケーからスマホに移行したいという場合にもおすすめです。

スマホ初心者の方

TONEモバイルはプランも1種類、端末も1種類と迷う部分がほとんどありません。現在の番号をそのまま使う(MNP)ことなどもできますが、それらは全てオプション扱いになっているため必要に応じて選択すればいいだけです。

購入後も手厚いサポートを受けたい方

TONEモバイルはサポートにも力を入れているため、購入後も安心です。電話やメールだけじゃなく、設定が分からなければ遠隔リモートサポートでも設定してもらえますし、TONEモバイル取り扱いのTSUTAYAがお近くにあれば対面で直接教えてもらえます。

まとめ

スマートフォン中級者以上の方であれば他のMVNOを検討したほうがいいかとも思いますが、お子様へはじめてのスマホとして、遠くに住むお父様お母様へのはじめてのスマホとして贈るのであればこれ以上にないくらいの格安SIM・格安スマホですね。