料金プランの安さとドコモ系MVNOとしてはトップクラスの通信品質により2年連続で顧客満足度第1位に輝くほどの人気を誇る格安SIMサービスであるNifMo。2017年2月1日からプランの内容が変更され、料金はそのままで5GBプランは7GBへ、10GBプランは13GBへと増量されました。

また月額1,300円という格安料金で国内へのIP電話がかけ放題になるオプション「NifMo でんわ」や格安SIMでは珍しい端末保証サービス「NifMo あんしん保証」「NifMo あんしん保証 for SIMフリー」でも話題を集めています。

目次

NifMoの特長とおすすめポイント

低価格で無制限にかけ放題ができる「NifMoでんわ」

格安SIMサービスにおける電話かけ放題サービスというと、3分かけ放題、5分かけ放題、10分かけ放題など時間が制限されたものを想像する方も多いかと思いますが、「NifMoでんわ」はIP電話とはいえ低価格かつ時間無制限のかけ放題をできることがメリットとなっています。

他社MVNOで同様の無制限かけ放題サービスというと、楽天モバイルによる「楽天でんわ かけ放題 by 楽天モバイル」が月額2,380円で提供されていますが、「NifMoでんわ」は国内かけ放題プランが月額1,300円と半額近い低価格で提供されています。また国内+海外かけ放題プランもあり、こちらは月額2,700円となっています。必要に応じて選ぶことができるのもメリットですね。

「NifMoでんわ」はIP電話を利用しているため通常の通話よりも品質が劣るというデメリットはあるものの、とにかく安く無制限でかけ放題を使いたいというユーザーにとっては嬉しいサービスなのではないでしょうか。

10分以内の通話なら何度でもかけ放題の「NifMo10分かけ放題」

こちらはIP電話で無制限かけ放題の「NifMoでんわ」と違い、通常の電話回線を使って通話をするため相手への発信番号通知が正しく表示される(090・080・070からはじまる電話番号)という利点があります。
無制限が必要になるほど長電話はしない、IP電話ではなく品質の良い通話がしたい、という方はこちらを選べばいいんじゃないでしょうか。

サービス内容自体はOCNモバイルONEが提供する「OCNでんわ
10分かけ放題オプション」とほぼ一緒で、専用アプリを使って(または相手の電話番号の頭にプレフィックス番号を付加して)通話をすることにより10分以内の通話なら何度でも定額でかけ放題、10分を超過した分は30秒10円で請求されるという仕組み。

「OCNでんわ 10分かけ放題オプション」が月額850円に対し「NifMo10分かけ放題」は月額830円と若干お得な料金設定になっています。

NifMoがこのサービスを提供していることのメリットとしては、前述のIP電話無制限かけ放題オプション「NifMoでんわ」が目的でNifMoを契約したのに、期待していたものと違った…という場合に「NifMo10分かけ放題」へ変更できるという点があります。どちらも音声SIM契約が必須のため最低利用期間内に解約すると違約金が掛かってしまいますから、こういう逃げ道を用意しておいてもらえると万が一の場合にも助かりますね。

他のMVNOではあまり見かけない端末保証オプション

手が滑ってスマホを落としたら画面が割れてしまった、誤ってお風呂に水没させてしまった、などの経験がある方も実はけっこう多いのではないでしょうか?(私もあります…)

そういうときのために事前に加入しておくと安心なのが端末保証オプションです。格安SIMの世界で端末保証オプションを提供しているMVNOはまだ多くないのですが、NifMoではスマホ+SIMセットで購入した場合のみならず、端末を自分で用意してSIMカードのみを契約した場合にも保証してくれる太っ腹なサービスが提供されています。

スマホ+SIMセットで契約した場合は「NifMo あんしん保証」、端末を自分で用意してSIMカードのみを契約した場合は「NifMo あんしん保証 for SIMフリー」のオプションを付けることができます。この2つは保証内容が若干異なっているため、それぞれ簡単に解説します。

NifMo あんしん保証

こちらはNifMoの新規契約時または機種変更時にのみ申し込むことができます。保証内容は「購入から36カ月以内の故障の場合、5,000円~の料金で代替機を届けてもらえる」とのこと。

修理対応ではなく代替機のお届けなので、本州・四国なら翌日、北海道・九州・沖縄なら2日以内に届けてくれるという迅速さもメリットになっています。購入から36カ月以内という縛りはありますが、初回であれば5,000円~という低価格で代替機に機種変更ができると考えればお得感がありますよね。

NifMo あんしん保証 for SIMフリー

こちらはNifMoの新規契約時にのみ申し込みが可能です。保証内容は「端末の発売日から36カ月間以内に故障の場合、修理(交換)代金から最大40,000円分の保証をしてくれる」というもの。対象となる端末は「AndroidまたはiOS搭載のスマートフォン・タブレット端末」とのことで、なんとiPhoneやiPadも保証対象となっています。

一つ注意すべき点は保証内容が「端末の発売日から36カ月間以内」となっている部分で「NifMoの新規契約から36カ月」ではないところに気を付けてください。そのため比較的新しめの端末を使っている方向けの端末保証オプションだと言えるでしょう。

NifMoの注意点

NifMoでんわに関する注意点

NifMoの特徴の一つとも言える時間無制限のIP電話かけ放題サービス「NifMoでんわ」ですが、契約する前に押さえておかなければならない注意点がいくつかあります。

なぜかデータSIMプランでは使えない

NifMoでんわはデータSIM契約では使えないようで、音声SIM契約が必須となります。通常の電話回線ではなくIP電話を利用するから1,300円/月という低価格なんだな、と理解してデータSIMで契約してしまうとNifMoでんわが使えないという事態になります。このあたりの分かりにくさはどうにかしてもらいたいところですが、価格的にしょうがないのかもしれません。

IP電話なので通話品質が劣る

NifMoでんわは電話回線ではなくIP電話回線を使ったかけ放題サービスのため、通常の通話よりも品質は劣ります。一昔前の携帯電話を想像してもらうと分かりやすいかと思いますが、電波状況の悪い場所に行くとお互い聞き取りにくくなったりしましたよね。もちろんIP電話とはいえそこまで劣悪とは言いませんが、少なくともビジネス用途には使わないほうがいいでしょう。

1回の通話は最大90分間

NifMoでんわは仕様上、通話開始から90分前後で一度通話が切断されるようです。もう一度かけ直せばいいだけですし90分も長電話していればそれで十分かもしれませんが、もしかしたら気になる方もいるかもしれませんね。

1.5MB/3分のデータ通信量がかかる

NifMoでんわはIP電話のためデータ通信を消費します。約1.5MB/3分という少量のデータ通信量なのであまり問題にはならないと思いますが、無制限にかけ放題だからと言ってあまりに使いすぎているとデータ通信量で痛い目を見るかもしれません。

発信者番号通知が安定していない

これはNifMoでんわの最大の弱点だと思うのですが、発信者番号通知がイマイチ安定していないようで「非通知」「通知不可能」「電話番号の先頭に+81(日本の国番号)が付加される」という状態になるようです。

データSIM契約でもらえる一般的なIP電話だと050からの電話番号を使って発信するわけですが、こちらは海外のIP電話回線を使う仕様になっているようで090や080からの通常の電話番号が使えるかわりにそういう不具合があるようです。

そのため対策として電話が掛かる前にその情報をSMSで伝える機能があるようなのですが、なんとも本末転倒というか洗練されていないような印象がありますね。メインで使う電話としては厳しそうです。

NifMoの通信速度や使いやすさ

NifMoはドコモ系MVNOの中では通信速度・通信品質が常に高く評価されています。基本的に格安SIMの通信速度に関してはau系のMVNO(UQmobileやmineoなど)が評価される傾向にあるのですが、NifMoに関しては多くのドコモ系MVNOの中でも上位ランクだと言えるでしょう。

NifMoの対応端末や契約する方法

NifMoの対応端末とスマホセットで購入できる格安スマホ

NifMoは端末を自分で用意してSIMカードのみを契約するか格安スマホとSIMカードをセットで契約するかを選ぶことができます。NifMoで使える端末はドコモの端末もしくはSIMフリー端末で、auまたはソフトバンクの端末もSIMロック解除することにより使うことができます。

2017年6月現在、NifMoのスマホセットで契約できる端末は

HUAWEI P10 Plus
HUAWEI P10 lite
HUAWEI nova
HUAWEI nova lite
ASUS ZenFone™ AR (ZS571KL)
ASUS ZenFone™ 3 Max (ZC553KL)
ASUS ZenFone™ 3 (ZE520KL)
ASUS ZenFone ™ 3 Laser (ZC551KL)
富士通 arrows M03

以上の9機種となっています。全体的にミドルクラス~ハイエンドでコストパフォーマンスに優れている端末を揃えている印象がありますね。

私がこの中で選ぶとすれば、最新かつ全部入りのハイスペック機が欲しいのならASUS ZenFone AR、スリムかつコンパクトでコストパフォーマンスに優れた端末が欲しいのならHUAWEI P10 lite、お手軽価格かつ大容量バッテリーを持つ端末が欲しいのならZenFone™ 3 Max、おサイフケータイやワンセグ、防水機能など日本人向け機能が欲しいのなら富士通 arrows M03といった感じでしょうか。

この中で国内メーカーの端末は富士通 arrows M03のみですが、最近だと海外メーカーの端末の方が値段に対しての性能が高いため基本的にどれを選んでも問題はないでしょう。

NifMoの契約の手順

NifMoはウェブもしくは電話で申し込みができるのですが、自分のペースでじっくり進められるウェブ経由で申し込みをするのをおすすめします。

事前に用意するもの

まず契約にあたり必要となるのが以下のものです。

本人名義のクレジットカード
本人確認書類(運転免許証など)
メールアドレス
MNP予約番号(MNPで契約する場合)

契約の実際の流れ

NifMo公式ウェブサイトの「お申し込み」→Webから申し込む方はこちらをクリック

契約タイプ(音声SIM/データSIM)、容量プラン、SIMカードサイズを選ぶ(端末保証サービスはこのタイミングじゃないと申し込みできないので注意)

各種規約にチェックを入れ次へ

お客様情報の入力

申し込み完了後、本人確認書類画像のアップロード(音声SIM契約の場合)

不備がなければ数日後にSIMカード(セット購入であれば+スマホ)が届くので、APN(接続先)の設定と回線切り替えの申請(音声SIM契約の場合のみ)を済ませれば全て完了となります。

NifMoをおすすめする人とおすすめしない人

NifMoは格安SIMサービスを提供するMVNOの中では割と地味な方かもしれませんが、料金設定も最安ランクの割に通信速度の評価も高く、実はユーザー満足度の高いMVNOです。

  • ドコモ系MVNOの中では特に通信速度が速い
  • 月額1,300円で無制限に国内かけ放題になる「NifMoでんわ」
  • 月額830円で10分以内何度でもかけ放題「NifMo10分かけ放題」
  • セット購入だけじゃなく手持ちの端末まで保証してくれる端末保証オプション

以上の特徴に魅力を感じるのであればNifMoはおすすめの格安SIMサービスだと言えるでしょう。

またNifMoでは期間限定で高額なキャッシュバックキャンペーンをやっていることも多く、スマホセットで申し込むと最大20,100円のキャッシュバックを受けられることもあるほど。どうせならお得に利用したい!という方は一度NifMoの公式ウェブサイトにアクセスしてみることをおすすめします。