大手キャリアと格安SIMのメリットデメリット

今現在ドコモやsoftbank、auなどの大手携帯キャリアのスマホを利用している方は大勢おられるでしょう。ただ、キャリアのスマホは月額料金が高いことから格安SIMにしたいと検討している方もおられるでしょうが、ここではドコモやau、softbankなど大手携帯キャリアと格安SIMのメリット、デメリットなどについてお話したいと思います。

大手キャリアのメリット

スマホを契約するとなると基本的に多くの方はauやドコモ、softbankなどの大手携帯キャリアで契約することを考えるのではないでしょうか。この三つのキャリアが日本国内においては圧倒的なシェアを誇っていますし、自分の周りを見渡してもほとんどの方がauやドコモ、softbankの端末を利用していることに気付くと思います。そんな大手携帯キャリアのスマホを利用する最大のメリットはやはりかけ放題プランがあることです。国内通話なら24時間定額でかけ放題というのは大手携帯キャリアのスマホにおける最大のメリットではないでしょうか。

携帯電話が普及し始めたばかりの頃は定額制などはありませんでしたし、通話したらした分だけお金がかかるというシステムでした。着信した電話については料金はかからないものの、自分から発信した電話で通話をしたときには通話時間に応じて料金が加算されていましたし、驚くような請求額が届いたという経験をしたことがある方もおられるのではないでしょうか。大手携帯キャリアのスマホだと先述したようなかけ放題プランがあるためそうした心配はありません。今では国内のすべてのキャリアにおいてかけ放題プランが用意されています。

安心感があるというのもメリットでしょう。格安SIMを扱う格安スマホ会社は基本的にオンラインでサービスを提供していますし実店舗を構えていません。大手の企業が運営しているMVNOはあるものの、それでも実店舗を構えていないだけで不安な気持ちを抱いてしまうことはあると思います。大手キャリアはそれぞれの企業が今や押すに押されぬ大企業へと成長していますし、そういう意味でも安心感があります。

手厚いサポート体制があるのも大手キャリアの魅力でありメリットです。利用しているスマホに不具合が生じたときなどは最寄りのショップに持ち込めば対応してくれますし、代替機種のレンタルやその場で何等かの対応をしてくれるケースがほとんどです。ユーザーからの相談にもきちんと乗ってくれるケースがほとんどですし、こうした部分でも安心感を得ることができるでしょう。大手キャリアだからこそできる手厚いサポートは魅力的ですし、サポートがあるからという理由で大手携帯キャリアのスマホを選ぶ方は少なくありません。

大手携帯キャリアのデメリット

メリットがたくさんある大手携帯キャリアのスマホですが、デメリットとしては月々の携帯電話料金が高くなってしまうということが挙げられます。もっとも安いプランを選択したとしても6000円以上の月額料金になってしまうことが多いですし、少しでも安くスマホを使いたいという方にとっては大きなデメリットと言えます。チョイスするプランと使い方を工夫することでなるべく安く抑えることはできますが、それでも5000円以下にするというのは難しいのではないでしょうか。どうしても月額料金が高くなってしまうというのは最大のデメリットです。

大手携帯キャリアの月額料金が高くなってしまうのにはそれなりの理由があります。大手携帯キャリアは全国に店舗を展開していますし、それだけで相当なコストを使っています。しかも、テレビでは毎日のようにauやドコモ、softbank各社がこぞってテレビコマーシャルを放映していますし、こうしたプロモーションにいったいどれくらいのコストをかけているか想像もできません。基地局の設置やメンテナンスにも莫大な費用がかかりますし、店舗運営にしても人材の確保、育成に多大な費用を投じています。サービスを広げるためにかけてきたコストをどこで回収するかというと当然ユーザーからですから、必然的に大手携帯キャリアのスマホは月額料金が高くなってしまうのです。

契約による縛りがあるのも大きなデメリットです。大手携帯キャリアのスマホを契約した場合にはたいてい二年縛りがあります。二年のあいだ解約をすることができず、解約すれば違約金が発生してしまうという縛りです。解約したいのに解約できませんし、無理やり解約してしまうと違約金が発生してしまうのですからこれは大変なデメリットではないでしょうか。人によってはこれをデメリットと感じないこともあるでしょうが、好きなタイミングで機種変更もできませんからやはりデメリットと考えて差し支えないはずです。

格安SIMのメリット

格安SIMのメリットですが、もっとも大きなメリットは月額料金を安くできるということです。格安SIMを扱っている格安スマホ会社のプランを見ると一目瞭然ですが、非常に安いプランが多くを占めています。もっとも安いプランだと通話もインターネットもできて1600円程度のところもありますし、もしかするともっと安いところもあるかもしれません。この安さというのは魅力的ですし、月額料金を安くできるという理由で乗り換える方は決して少なくありません。少しでもスマホを安くお得に使いたい、という方にとって格安SIM、スマホはおススメなのです。

格安SIMで実際にどれくらいの月額料金になるのかは選ぶプランや使い方によっても変わってきます。ただ、だいたい2000~3000円くらいに収まるケースが多いですし、大手携帯キャリアのスマホを使っているときと比べて半額以下の月額料金に抑えることも可能になります。もし今まで使っていた大手携帯キャリアのスマホが月額10000円くらいかかっていたとすると、格安simに換えることで3000円になり、7000円も節約できることになります。一ヶ月で7000円節約できるのですから、年間に直すと84000円の節約になります。これは相当大きいですよね。

また、格安simの場合は大手携帯キャリアのような契約に縛られることもありません。大手携帯キャリアだと期間ごとに契約が更新されますが、契約期間中に機種変更したり解約したりすると違約金が発生してしまいます。しかし、格安simだとそのようなこともありませんし、契約による縛りを気にすることなく利用できるというメリットがあります。

格安simのデメリット

メリットばかりのように感じてしまう格安SIMですが、やはりデメリットもあります。まず、通話料金が高いというのは最大のデメリットではないでしょうか。大手携帯キャリアのスマホだと電話かけ放題プランが用意されていますし、何時間話したとしても料金は定額です。しかし、格安SIMの場合は通話時間に応じた料金が加算されていくため通話する時間が長くなるとあっという間に料金が高くなってしまいます。通話をたくさんしてしまう方だと大手携帯キャリアのスマホでかけ放題プランを選んだほうがマシになってしまいますから注意が必要です。

ただ、現在では電話アプリを利用することでこのデメリットを解消することも可能です。大手企業が電話アプリをリリースしていますし、電話アプリを利用すれば割安料金で通話が可能となります。格安スマホを使っている方の多くは電話アプリを使っていると言われていますし、インストールしておくと重宝できるでしょう。ただ、多くの電話アプリはIP電話のシステムを使っていますし、通話品質がやや劣ってしまいます。クリアな音声での通話はあまり期待できないかもしれません。電話アプリにもいろいろな種類がありますから試してみると良いでしょう。

サポートがあまり手厚くないというのもデメリットです。大手携帯キャリアだと各地に店舗がありますし、スピーディで手厚いサポートが受けられます。しかし、格安SIMの場合対面サポートを実施しているような事業者はほとんど存在しませんし、電話やメールを利用したサポートを使うことになります。電話やメールでのサポートだとこちらの言いたいことがうまく伝わらない可能性がありますし、問題を解決するまでにしばらくかかってしまうこともあります。現在では一部の事業者が対面でのサポートを行っていますが、当然店舗のないエリアだとその恩恵を受けることはできないでしょう。

現在では非常に数多くの格安スマホ事業者が存在しますし、中にはサポートセンターのオペレーターがほぼ素人ということもあります。あまりサポートに力を入れていない事業者などもありますから、大手携帯キャリアのサポートとは比較になりません。手厚いサポートをしてほしい、スピーディな対応を求めているという方は格安SIMではなく大手携帯キャリアのほうがおススメでしょう。格安SIMを使うのならある程度トラブルを自分で解決できるだけのスキルも必要となります。もちろん、サポートをきちんと行っている事業者も存在しますから、格安スマホ会社を選ぶときにはできるだけサポート体制や質で決めたほうが良いかもしれません。

まとめ

格安SIMと大手携帯キャリアそれぞれのメリットとデメリットについてご紹介しました。それぞれにメリットとデメリットがありますから、しっかり理解したうえでどちらを選ぶか決めてください。大手携帯キャリアにはそれなりのメリットとデメリットがありますし、格安スマホも同様です。どちらが優れている、どちらが劣っているという話ではなく、どちらが自分に向いているかで決めることが大切です。月額料金が高くても手厚いサポートを期待するのなら大手携帯キャリア、サポートを犠牲にしてでも月額料金を少しでも安くしたいというのなら格安SIMがおススメです。じっくりと検討してくださいね。