格安スマホと白ロムの違いは?メリット・デメリット

通信料金をもっと安くしたい、という方から注目されている格安スマホですが、格安スマホと似たような存在に白ロムがあります。

格安スマホと白ロムを混同してしまっている方もたくさんおられると思いますが、ここでは格安スマホと白ロム、それぞれの違いやメリット、デメリットについてご紹介したいと思います。

今後格安スマホや白ロムに換えようと考えている方はぜひ参考にしてください。

格安スマホの基礎情報

格安スマホとは大手キャリアではなくMVNOと呼ばれる事業者が扱っているスマホのことです。格安simとsimフリー端末がセットになったものを主に格安スマホと呼んでおり、月々の利用料金を大幅に節約できるのが最大の特徴と言えるでしょう。格安スマホはドコモやau、ソフトバンクといった大手携帯キャリアと契約する必要はなく、それぞれの事業者との契約になります。simカードのみを購入することで手持ちのキャリアスマホに挿入して利用できますし、simカードと端末をセットで購入することもできます。

格安スマホ会社の数は年々増えていると言われていますし、現在では200社に近いほどの会社が存在するとも言われています。さまざまな分野で活躍している企業がこの業界に次々と参入していますし、誰もが名前を知っている大手企業も現在格安スマホ業界に参入しているのが現状です。格安スマホ会社は実店舗を持たないケースがほとんどで、インターネットを通じてsimカードや端末を購入することができます。店舗を持たないことでコストを削減でき、その分ユーザーに還元できるのも格安スマホ会社ならではの魅力です。

格安スマホ会社のサービス品質に疑問を持っている方もおられるでしょうが、格安スマホ会社は基本的に大手キャリアの通信回線を利用しています。そのため、通信や通話の安定性は大手キャリアとほとんど変わりませんし、高品質なサービスを低価格で利用できるのです。以前だと端末も必要最低限の機能しか備えていない端末をメインに扱っていたこともありましたが、現在ではキャリア端末と比較しても遜色ないほどのハイスペックな端末を用意している格安スマホ会社もあります。

格安スマホのメリットとデメリット

ここからは格安スマホのメリットとデメリットについてお話したいと思います。格安スマホにはたくさんのメリットがありますし、そのメリットに惹かれて大手携帯キャリアのスマホから乗り換える方が続出しています。確かに格安スマホにはたくさんのメリットが存在しますが、同時にデメリットがあるのも事実です。メリットばかりに注目してしまうとデメリットを理解しないまま契約してしまうかもしれませんし、後で泣きを見る羽目になるかもしれません。メリットだけでなくしっかりとデメリットについても理解することで快適な格安スマホライフを送れますから、ここでしっかりと両方を理解してください。

まず、最大のメリットは月額料金が安くなるということです。格安スマホには電話とインターネットの両方が利用できる通話simとインターネットだけが利用できるデータsimがありますが、通話simをチョイスした場合でも月額2000~3000円程度の料金に抑えることも可能です。実際には格安スマホ会社によってプランや料金が多少異なるため一概には言えませんが、大手携帯キャリアのスマホと比較した場合約三分の一程度に月額料金を抑えることも可能です。月額料金を安くしたい方にとって格安スマホは最善の選択と言えるでしょう。

simカードを差し替えるだけで海外でも簡単に利用できます。これも格安スマホのメリットと言えるでしょう。海外の空港だとプリペイドsimを自販機で販売しているところもたくさんありますし、ビジネスシーンでも大活躍してくれます。端末もキャリアのものに比べて安価ですし、本当に必要な機能だけを備えたものもあります。自分にピッタリの端末を選ぶことができますし、操作性を重視した端末が多くを占めているのも特徴でありメリットと言えるでしょう。

デメリットですが、サポート体制は大手キャリアほど充実していません。大手キャリアは全国各地に店舗を展開していますし、店舗に足を運べばすぐに対応してくれます。格安スマホ会社はインターネット上での営業がほとんどですし、サポートなども電話やメールがメインとなります。そのため、大手キャリアほどのサポート体制は期待できません。また、キャリア端末よりも全体的にスペックが劣る端末が多くを占めていますから、ハイスペックなスマホが欲しいという方にとって格安スマホは少々厳しいでしょう。格安スマホでもハイスペックな機種は存在しますが、ハイスペックな機種となるとそれなりの価格になってしまいます。端末価格も安いというのが格安スマホの魅力でありメリットですから、ハイスペックなものを選ぶと旨みが少なくなってしまいます。

白ロムの基礎知識

格安スマホと混同されやすい白ロムですが、実際には格安スマホとはまったく別物と言えます。白ロムというのはsimカードが入っていないキャリア端末のことを指し、分割払いの支払い残高がないものをこう呼んでいます。現在では大手通販サイトや白ロム専門店で扱われており、オンラインでの購入も可能です。ネットオークションなどでも白ロムは人気の商品となっていますし、高値で取引されているキャリア端末も少なくありません。

中古でもほとんど使用されていないものがありますし、このような品だと人気も高いです。ほとんど使用されていない中古については新古、新中古などと呼ばれており高値で取引されています。白ロムにはsimカードが入っていませんから、別途購入したsimカードを挿入することで初めて使えるようになります。つまり、白ロムを手に入れて格安simを購入すれば格安スマホを手に入れたも同然、と言っても良いでしょう。端末はできるだけハイスペックなものが欲しいけど月額料金はなるべく安くしたい、という方だと白ロムを購入して格安simを入れれば希望を叶えられます。

白ロムのメリットとデメリット

白ロムにも格安スマホと同じようにメリットとデメリットがあります。メリットばかりに目を奪われてしまうと思わぬ落とし穴にはまってしまう可能性がありますから、ここできちんと理解してください。まず、白ロムのメリットとして人気のキャリア端末を安く手に入れることができるということが挙げられます。白ロムは一応中古品ですから新品価格よりは安くなっていますし、人気の端末が安く手に入るというのは大きなメリットではないでしょうか。中にはほとんど新品と変わらないようなものもありますし、ほぼ新品に近いキャリア端末を格安で手に入れることができるのです。

条件はあるものの、ドコモの白ロムなら修理を引き受けてくれることもあります。白ロムはキャリアによっては修理などを一切引き受けてくれないこともあるのですが、ドコモに限っては条件つきで引き受けてくれることがあります。事前に店舗に問い合わせてみる必要もありますが、ほかのキャリアが白ロムに厳しい視線を向けているのに対しドコモだけは割と寛容な姿勢を見せています。何度も言いますが一定の条件が課せられるようですから、あらかじめ事前に確認したうえで持ち込むようにしてください。

ドコモの白ロムだと基本的にほとんどの格安simを利用できるのもメリットです。格安simによっては利用できない端末などもたくさんあるのですが、ドコモの白ロムだとほぼすべての格安simを利用できるというメリットがあります。ドコモが発売した人気の端末をお得な月額料金で使えるようになるというのは大きなメリットではないでしょうか。

次にデメリットですが、ほとんどの白ロムは海外では使えないというデメリットがあります。ビジネスやプライベートで頻繁に海外に行く方もおられるでしょうが、そのような方に白ロムは向いていません。海外でまったく使えないとなると問題ですし、さまざまな弊害を生じてしまうでしょう。海外に足を運ぶことが多い方は白ロムはやめておいたほうが良いかもしれませんね。また、ドコモのスマホ以外の選択肢が少ないというのもデメリットです。

テザリングができない場合もありますし、テザリングを利用するにはかなりの専門知識が必要となるケースもあります。テザリングがどうしても必要になるシーンというのもありますが、白ロムだとこれがなかなか使えません。専門的な知識も必要となりますから、テザリングをよく使うという方は白ロムはやめておいたほうが無難でしょう。もちろん、意外と簡単にテザリングが使えてしまうこともありますから完全なるデメリットというわけではありません。こういったケースもあるということは覚えておいてください。

とりあえず白ロムのメリットとデメリットをご紹介してきましたが、白ロムはキャリア端末を安く手に入れて通信費をなるべく低く抑えたいという方にピッタリです。海外に足を運ぶことも少なく、テザリングを使うこともそうそうないという方が白ロムに向いています。白ロムを検討している方は自分のライフスタイルや用途などをしっかりと理解したうえで決めてください。

まとめ

格安スマホと白ロムの違い、メリットとデメリットについてお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか。

それぞれに違いや特徴、メリットとデメリットがあります。適当に決めてしまうと後悔してしまう羽目になりますから、それぞれの特徴やメリット・デメリットをきちんと理解してから決めるようにしてください。

格安スマホにしろ白ロムにしろ通信費や通話料、月々のトータルでの利用料金を節約することは可能ですから、あとはどちらが自分に合っているかを考えて選ばなくてはなりません。ぜひここの情報を今後に役立ててください。